来る12月9日、10日の2日間、東京及び金沢の2会場で、「筑波大学・アジア太平洋経済協力 (APEC) 国際会議」が開催される。

 今年で第3回を迎える会議のテーマは、“授業研究による算数・数学教育の革新 (V)―伝えあい深めあう活動を通して子どもの考えを育てる―”。内外の研究者による講演のほか、筑波大学附属小学校副校長の坪田耕三氏、同校教諭の田中博史氏(ともに算数科教諭)による公開授業も行われる予定で、まさに“授業研究”のテーマにふさわしい内容となっている。

理数科教育振興は世界的な流れ

 まもなく公示を迎える新学習指導要領においても、「理数教育の充実」は大きな柱の1つとなっているが、この会議も、2004年に開催された第3回APEC教育大臣会合で定められた「来るべき時代に求められる能力」のための4つの鍵となる領域の1つとされる “数学・理科学習の活性化”のためのプロジェクトの一環として2006年1月にスタートした。
 情報化社会の急速な進展などに伴い、理数科教育の振興は、日本国内に留まらず、世界的な潮流となってきていると言えそうだ。

世界で授業する日本の現場教諭たち

 本会議で公開授業を行う田中博史氏をはじめ、筑波大学附属小学校算数部の教諭たちは、JICAのプロジェクトなどで、年に数回ずつ世界の各地に出かけ、現地の小学校で公開授業を行っている。
 田中氏が今年これまでに授業を行ったのは、ホンジュラス、シンガポール、タイ、アメリカの4か国。片言の現地語での授業にも、目を輝かして真剣に取り組む子どもたちに出会うたび、“算数は万国共通言語”を実感するという。
 また、現地での講演会は、外国からも参加者が駆けつけるほどの盛況ぶりで、日本の教育に対する諸外国の関心の高さがうかがわれる。

発言の一覧

2件あります。

    • 1
    • 名無しさん
    • 2007/11/22 9:12:14

    インド式算数とかやってほしいな…。

    • 2
    • Webmaster
    • 2008/11/15 13:25:13

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