学校教育現場における管理職の多忙さが問題となる中、8月1日から東京都杉並区の中学校2校で新たな試みが始まる。市の課長級の人物が2人目の副校長として事務作業や地域への対応に当たり、元々の副校長が教務に専念しやすくするという内容だ。

 読売新聞の「独自に副校長2人制」の記事に杉並区教育委員会の談話が紹介されているが、それによると、

 副校長は教育のプロだが、事務処理やトラブル対応のプロではない。行政経験のある実務家をもう1人副校長として配置することで、保護者や地域との連携をより円滑に進めたい。

ということだ。2人の副校長の分業によって保護者や地域との連携をより円滑に進めたいとのことだが、お互いの連携に当たっての意思疎通、伝達・連絡手段の確立、現場の教員への影響など、様々な課題が予想される。

 杉並区の教育はここ数年ユニークな路線を進んでいる。藤原和博氏を校長に迎えた和田中学校は「よのなか科」など数々の斬新な授業を行い全国的にも知られるようになった。山田宏区長はさまざまな改革を実行してきたが、今回の「2人の副校長」も、そのマニフェストの中に含まれていた内容だ。

 文書事務の増加、保護者からの問合せ対応など多忙を極める管理職の救いとなるのだろうか? 8月からの杉並区に注目したい。

発言の一覧

2件あります。

    • 1
    • 名無しさん
    • 2007/7/30 8:53:47
    • ID:20yw8VVfn

    会社組織で言うところの総務部長でしょうか。
    内と外の役割分担をうまく調整できれば効果を発揮しそうですね。

    • 2
    • 名無しさん
    • 2007/7/31 9:12:18
    • ID:n0N3Jpy15

    これ、うちの学校でも導入して欲しい。

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