文部科学省は21日、平成18年度「子どもの学習費調査」を公表した。調査結果によると、幼稚園から高校まで私立に通った場合、そのすべてを公立で過ごした子どもより約3倍、総額で1678万円もの学費がかかることがわかった。また学習塾などの費用も、私立の幼、小、高校で、公立の家庭よりも多いことなどが明らかになった。

 この調査は保護者が支出した教育費の実態をとらえるため、文科省が2年に一度行っているもので、対象は無作為に抽出された公、私立の幼稚園〜高等学校とそこに通う子どもの保護者約28000人。調査項目には1年間の学校教育費(学費)の他に、学校外活動費として学習塾費を含む補助学習費、お稽古ごとなどの費用や世帯の年間収入も含まれている。私立小の実態や年間収入については今回初めて調査された。

 学年別の学費で最も多いのは、私立では小1で168万円、公立では高1の59万円だった。授業料のかからない公立だが、学費に関してはほとんどの学年で対前回調査の伸び率が2%以上となっており、教育費が年々増加している状況が明らかになった。

 学習塾費を含む補助学習費は、私立の小6が最も多く49万円で、公立で最も多い中3の25万円を大きく上回っている。この調査だけでみると、学習塾費用は大学入試以上に中学や高校での受験で多くかかっており、受験が早期化傾向にあることもうかがえる。

 世帯の年間収入別の補助学習費は、年間収入が400万円以下の世帯と1200万円以上の世帯では、公立小学校で4倍、私立高校では5倍もの差があり、所得の多い層ほど私立校に通う率も高く、教育費の2極化といえる格差傾向が改めて浮き彫りになった。

発言の一覧

5件あります。

    • 1
    • 名無しさん
    • 2007/12/21 22:48:55

    子どもはお金がかかる=一人しか育てられない=少子化、というのも一因になるでしょうか。

    • 2
    • 名無しさん
    • 2007/12/25 9:26:47

    子どもが一人だけ→失敗できない→過保護でお金かかる
    という逆の構図もありそうです。

    • 3
    • 名無しさん
    • 2007/12/26 8:30:33

    2> 過保護というか、より安心を求めてお金をかけるのでしょうね。
    しかし、お金をかけると勉強ができるようになって、お金をかけないと
    勉強があまりできないというのは、ある部分しかたないとしても、
    小・中学校ではやはり悲しい。
    親の経済力は子どもには責任はないのですから。
    普通に学区の公立小・中に通って
    しっかり勉強すれば、自分の将来の可能性が広がっている
    という環境は何とか子どもには保障してあげたい。
    社会的に、そのように学制が整備されることを願います。

    • 4
    • 名無しさん
    • 2007/12/26 8:42:43

    >3
    そうですよね。
    よほど出来の良い子以外は塾に行かないと受験をまともに闘えないというのは、公教育の崩壊ですよね。
    塾に行ってる子が多いからあまり宿題は出さないなんて本末転倒な事態も起きてますしね。

    • 5
    • 名無しさん
    • 2007/12/26 22:41:03

    某T大生、家庭の所得は1000万以上という噂も聞いたことがあります。「公立校の先生の子どもは私立校」という知人もいます。

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