ベネッセ教育研究開発センターが2007年に行なった小学生の漢字力に関する実態調査によると、全体の正答率が60%を下回るなど、小学生が漢字の書き取りを苦手としている傾向が明らかになったようだ。

 同調査は、全国の公立小・中学校の小学2年生〜中学1年生、計8,955名を対象に、小学校6学年配当漢字1,006字を、習った次の学年で書けるか否かの「漢字力」を調査したもの。

 漢字の指導については、15日に公表された学習指導要領改訂案で、小学校で当該学年の配当漢字以外も、交ぜ書きではなく振り仮名を付けるなどして漢字を読む機会を充実させること、また書くことについても文や文章の中で使えるよう指導を充実させることが明記された。中学校についても、これまで3年生で1,006字を文や文章の中で使えるようにする、とされてきた漢字を書くことについての指導が、2年生で1,006字を文や文章の中で使えるようにする、と変更になるなど、指導を充実させる方向性が示された。

 漢字が書けなくなった原因は、パソコンや携帯電話の普及、手紙文化の衰退、授業の中で漢字練習の時間がとれない、など様々な社会的な変化が理由として挙げられている。今後も止まることのない変化の中で、どこまで新学習指導要領で目指す方向性を実現できるか。これからの取り組みに注目が集まりそうだ。

発言の一覧

1件あります。

    • 1
    • 名無しさん
    • 2008/3/5 20:47:34

    書く指導充実してほしいですが、先生によって時間のかけ方が違うみたいですね。

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